安平樹屋(アンピンツリーハウス)は、台南市安平区にある有名な観光名所で、德記洋行(テッキヨウコウ)のすぐ隣に位置しています。この建物はもともと德記洋行が倉庫として使用していたもので、花崗岩の門や窓枠の基礎部分、木造の屋根構造などの建築要素から、19世紀末に建てられたと推定されています。また、一部の煉瓦は当時のゼーランディア城から使用されたものです。
安平樹屋の最大の特徴は、建物と複雑に絡み合ったガジュマルの木々が共生していることで、自然と人間の建築が融合した独特な景観を形成している点にあります。

記事

写真