西湖サービスエリアは台湾・苗栗県西湖郷に位置しており、国道3号線（フォルモサ高速道路）上にあるサービスエリアです。起点の基隆から約134.9キロの距離にあります。2003年12月7日の開業以来、苗栗県内で唯一の国道サービスエリアであり、国道3号を北から南へ走行する際の2番目のサービスエリアでもあります。
サービスエリアには南行きと北行きの両方向の施設があり、歩道橋で連結されており、旅行者が両側の施設を行き来しやすくなっています。地元住民の交通利便性を高め、後龍または通霄インターチェンジを経由する不便を軽減するため、2014年より小型車専用の連絡道路の建設が始まり、2015年2月5日に正式に開通しました。この便道は「南進北出」（南行き入口、北行き出口）として設計されており、南行き車線に進入または北行き車線から高速道路を退出することができます。
西湖サービスエリアは敷地面積が小さく、ガソリンスタンドが設置されていないため、国道3号線上で唯一給油サービスを提供していないサービスエリアです。しかし、電気自動車の利用増加に対応して、2024年にCCS1およびCCS2規格に対応したEV充電ステーションが新たに設置され、現代的な充電サービスが提供されています。
南行き側のエリアにはドライバー休憩室が設けられており、運転者が短時間休憩を取ることができ、疲労運転のリスクを軽減し、安全運転の確保に貢献しています。
