新光埠頭（しんこうふとう）は、台湾・高雄市の新光路の端に位置し、ランドマークである高雄85ビルのすぐ近くにあります。港の景観、憩いの機能、創造的なデザインが融合した海辺の空間であり、斬新な公共施設とアート作品を通して、旧港エリアに新たな命を吹き込みました。市民や観光客が散歩しながら海を楽しむ新しい人気スポットです。
埠頭には、高さのある環状の空中回廊があり、訪れる人は港の景色を一望できます。木製のボードウォークを歩けば、波の音が耳に届き、海風の香りが鼻をくすぐる、都市では珍しい海辺の体験ができます。近くにはモダンなデザインの高雄展示センター、緑豊かな高雄市立図書館、そして夜にライトアップされる中鋼ビルがあり、高雄港の夜景を彩る美しいスカイラインを構成しています。
観景台や遊歩道のほか、特に注目されているのは子供向けの水遊びプールです。プール内の真っ赤な噴水装置は、港でよく見かけるコンテナクレーンをイメージしており、青い水や空とのコントラストが際立ち、遊び心に溢れつつも、港町ならではのインダストリアル美学が表現されています。
新光埠頭は、日中は家族連れの遊び場や散歩の場として、夜は港の夜景を堪能できる絶好のスポットです。高雄の海辺の魅力を存分に味わえる、見逃せない場所です。
